必見!スポーツメーカー 転職に本当に必要なスキルとは?

2020年東京オリンピックを目前に控え、スポーツ業界が盛り上がりを見せていることは言うまでもなく、その盛り上がりは今後も更に高まっていくと考えられる。事実、2015年において5.5兆円であったスポーツ市場規模を2025年には15.2兆円まで拡大する方針が政府によって掲げられている。

 その中でも、スポーツ用品を取り扱うスポーツメーカーは、2倍以上の拡大が見込まれ、大注目となっている。転職がブームとなっている今日、大手スポーツメーカーへの転職に興味を持っている人も多いだろう。

 今回は、大手スポーツメーカーの転職について紹介・分析し、必要となってくるスキルについて考察していく。

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実は多い?中途採用を行う大手スポーツメーカー

空前の転職ブームとなっている今日、中途採用を行なっているスポーツメーカーも多い。新卒採用と比べ、即戦力となり、今までとは違った風を自社に取り入れることができる中途採用は、メーカーにとって重要な手段となっている。まずは、中途採用を積極的に行なっている大手スポーツメーカーをいくつか紹介・分析していく。

・ナイキ

 世界のスポーツメーカー売上で1位を誇るナイキは、学歴や経歴を問わず誰でも応募できる企業と言われている。世界40拠点にオフィスを構え、役12,000人の従業員を抱える同社は、「あらゆるアスリートにインスピレーションとイノベーションをもたらす」というビジョンを全てのナイキ従業員で共有している。

 職種は31のチームに分かれており、各チームごとに中途採用の募集が行われている。現時点で16件中途採用の募集が行われており、流通やデジタル、カスタマーサービス等、募集チームも様々である。

・アディダス

 世界のスポーツメーカー売上でナイキに次ぐ2位を誇るアディダスは、リーボックやアディダスオリジナルス等、事業を複数展開している。社内ポジションを公募するシステムや日本国外のアディダス社ポジションで勤務するシステムを持ち、アディダス社員が自らキャリア形成できるような仕組みが備わっている。

 現時点で23件中途採用の募集が行われており、2週間に1件ほどのペースで更新されている。

・アシックス

 国内スポーツメーカー売上1位を誇るアシックスは、トップアスリートから一般消費者まで幅広い顧客からの支持を受けている。シューズを中心に日本だけでなく、海外にも事業を展開しており、現在売上の約7割を海外事業が占めている。

 キャリア採用と題し、より専門分野に長けた人材を募集している同社は、現在8件募集を行なっている。

このように今日、大手スポーツメーカーでも多くの中途採用を行なっている。募集も常に行われており、職種も様々なため採用のチャンスは多い。次の章では、そのチャンスを掴むために必要とされるスキルについて考察していく。

何でもいいから強みを持て!

上記で述べてきたように大手スポーツメーカーでも中途採用を多く行なっているが、採用は厳しい争いとなっている。

 即戦力として期待されるため、企業の採用基準が高いのはもちろんのこと、競争相手のレベルも高い。そんな中、競争相手に勝ち、採用を勝ち取るには何か他に負けない強みを持つことが大切である。

 特に、上記で挙げた3社を初めとしてスポーツメーカーはグローバルカンパニーとなっている企業が多い。日本だけでなく、海外での事業も進める上で、語学力は必須である。

 メーカーでの自分の仕事の幅を広げる上でもビジネスレベルの語学力は身につけておきたい。また、中途採用では専門的分野に長けていることが有利となることが多い。そのため、専門分野で自分の強みを持ち、その強みを更に伸ばしていくことが重要である。

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