「スポーツを仕事にする」ことに興味がある人は必見! 求められる能力と経験とは?

学生時代にスポーツへ取り組んできた人のなかには、将来的にもスポーツを仕事にしたいという人がいるかもしれない。プロスポーツのようにメディアへ出やすい仕事が目立ちがちだが、実は一口に「スポーツに関わる」といっても領域や職種は多種多様だ。

昨今はオリンピックの延期や観客の入場制限などにより、新たな局面を迎えようとしている。これから解決すべき課題は大きいものの、だからこそ新たな力が求められる可能性も高い。ぜひ自身の経験や志向を活かせる将来を見つけよう。

スポーツに関係する仕事は大きく3つに分けられる!

スポーツに関わる仕事は大きく分けると以下の3つに分類される。

A.商品開発にまつわる仕事…

 皆さんも日々スポーツに取り組むなかでお世話になっているはずのシューズや器具。専門メーカーではこれを企画する仕事や、よりよい商品開発に向けて素材や設計等を研究するポジション、販路を開拓する営業活動や、キャンペーンやメディア展開で販売を後押しする仕事などがある。最近では一般の靴下メーカーがスポーツ部門を立ち上げたり、独自ブランドを立ち上げてウエアをデザイン~販売する元アスリートなども出てきている。

B.体験や情報を供給する仕事…

 スポーツという体験や、スポーツをしたり観たり楽しんだりするための情報を提供する仕事のこと。スクールを開いて技術指導や実践機会の提供を行う仕事はこちらに該当する。近年では一対一のマンツーマントレーニングを主たるサービスとする母体も多く、これについては一個人が独立して運営するケースも増えている。また、オンラインでのサービス提供も増加の兆し。

 情報を提供する仕事については、総合メディアのスポーツ部門などもあれば、スポーツ専門メディアのような選択肢もある。会社によっては取材執筆を外注している場合もあるし、自身で足を運び密着するようなケースもある。近年ではウェブ上での速報やスタッツの配信も進んでおり、そういった基盤を支える仕事も含めて領域は広くなっている。

C.場を提供し運営する仕事…

 陸上競技場や各スポーツの専用スタジアム、フィットネスジムなどの「場」を提供し、そこをビジネスのベースとする仕事がこちら。試合やイベントを開催し、チケットや飲食などから売り上げを得ることはもちろん、安全かつ安定した環境が保たれるよう、管理運営していくことも大事な仕事となってくる。

スポーツに関係する仕事に就くには、マルチタスクや連携が肝!

「マルチタスク」という言葉は聞いたことがあるだろうか?複数の仕事を並行して行ったり、短いスパンでタスクを切り替えながら従事することだ。

実はスポーツ業界も例に漏れず、営業だけ、企画だけ、という人はそこまで多くない。限られた人員で業務を回していかなければならないという背景が一因であることから、あまり聞こえが良くないかもしれない。

だが、一人が複数業務に携わることで情報の流通がスムーズになり、例えば営業で獲得したスポンサーの商材をうまくホームゲーム企画にからめたり、現場仕事で得た知見を商品企画やサービス改善に活かせたりと、プラスの側面も大きい。

スポーツをしているなかでも異なるポジション同士で連携したり、異なる立場から試合を見ることで新たな発見につながったことはあると思うが、こうしたことは仕事でも同様。それゆえに、学生時代に「これだけやっておけばいい!」ということではなく、マルチな経験を積んでおくに越したことはない。

スポーツを仕事にするために、学生が積んでおきたい経験とは

学生時代は時間があるとはいえ、勉学や部活・サークルの合間にプラスαの活動はなかなか難しい。どうしても自身の身の回りからわかる範囲にとどまってしまったり、インプットはできてもそれを行動に移すまでのパワーはなかなか取れなかったりする。ただ、早いうちから情報を咀嚼し、行動に変えた経験値は社会に出ても必ずものをいう。

ではどうすれば、、、という方におすすめなのが、有識者や同じような志を持った人のコミュニティ「WPP(World Players Project)に参画し、生きた情報に触れながら現場経験まで繋げることだ。トレーナー、栄養士、ビジネス、指導者の4つの領域に分かれて知識や手技を学ぶことができ、国内外の現場で研修を積むことができる。

定期的に説明会を開催しているので、まずはエントリーしよう。

自身の進みたい方向性を定め、アクションを起こそう

冒頭で触れたようにスポーツを取り巻く環境はここに来て再び変化している。多種多様にフィールドが用意されている側面からもスポーツに関わるチャンスもそれだけ多いということだが、アクションを重ねてこそ拓かれる道でもある。自分自身の経験や熱意を武器にしながらも、さらなる高みや思い描く未来に向けて、まずは具体的な目標を定めてみよう。